熊野神社 (板橋区熊野町)

熊野神社 (板橋区熊野町)
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住所:板橋区熊野町11-2



祭神:伊佐奈美命、速玉之男命、事解之男命

例祭日:9月13日

境内社:伏見稲荷、厳島神社、地蔵尊、不動尊、等

由緒:
 もと熊野宮とも熊野三社権現とも称し、また単に熊野神社とも呼ばれていました。
 創建年代は不明ですが、社伝によると応永年間(一三九四~一四二七)に宇多天皇の皇子敦実親王十四代の孫にあたる庭田主水正氏兼[後に岩田と改姓]が武州豊島郡中丸村に移住し、熊野権現を勧請したことに始まるといわれています。以来中丸村周辺の鎮守として崇敬されますが、天正一五年(一五八七)氏兼から五代目の孫忠経の時に現在の場所に遷ったといいます。
 昭和二○年(一九四五)五月、空襲により本殿や社務所などが焼失しましたが、同二三年には仮社殿が建てられ、さらに同四○年から四三年にかけて本殿、拝殿など主要な建物が建設されました。
 平成九年三月   板橋区教育委員会

 境内設置説明板より
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東京都神社庁のウェブサイトにも簡単な説明があります。


以下、写真および雑感

 熊野神社のすぐ近くには、山手通りと国道254号線(川越街道)が交差する熊野町交差点があります。しかも、この交差点では山手通りの上を走る首都高速中央環状線と川越街道と重なる首都高速5号池袋線が合流します。神社の前面にあたる山手通りも交通量が多く、非常にせわしない雰囲気があります。
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 並木のある比較的広い歩道が、かろうじて喧騒あふれる車道と神社をへだてています。
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 歩道に面したところにある「境内御案内図」です。
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 こちらも歩道から見ることのできる社号碑です。御大典記念として昭和三年(1928年)に奉納されたものです。陸軍中将堀内信水謹書とありますが、この人の本名は堀内文治郎で、日本でのスキーの普及に貢献した人のようです。こちらに(日本スキーの草分け堀内文治郎(松代出身))紹介があります。
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 境内入り口です。
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 境内入り口の脇に幟がありました。
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 八咫烏も描かれています。
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 一の鳥居のすぐ下に居る狛犬です。
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 境内の右側には手水舎、神楽殿があります。
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境内右側は大きくひらけています。奥には、拝殿と並ぶように社務所があります。
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 この神社では、熊野神社御鎮座六百年を記念して平成9年(1997年)に拝殿の修理や狛犬・燈籠の設置等の大規模な整備をおこなったようで、石碑が設置されています。
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 拝殿の前に地蔵尊があります。
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 拝殿です。朱色が鮮やかです。
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 拝殿前の狛犬です。
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 拝殿左側奥には境内社等があります。
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 伏見稲荷です。
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 伏見稲荷の隣の祠は「境内御案内図」によると不動尊なのですが、「神様」が祀られているように見えます。
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 厳島神社と池です。池は網で覆われていてます。カラス対策でしょうか?
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 こちらは「戦死者之碑」です。以下のように説明されています。
 戦死者之碑
 此処に建立されております「戦死者之碑」は、支那事変・大東亜戦争に旧板橋三丁目より出征し、戦死された、百三十五柱の方がたの霊を慰め、国家の平和を願い、氏子有志・ご遺族の方がたによって、昭和三十二年三月三日に建立されたものです。(碑の裏面に建立記が刻んであります)
 「戦死者之碑(落款・押印)」の碑題文字は昭和天皇の御妃、良子皇太后陛下の兄宮、久邇宮朝融殿下の肉筆を彫刻したものであります。なお、三月三日の除幕式には、殿下の御臨席をいただき、まだ神社の復興もなされぬ荒れ果てた境内に、多くの遺族の方たちが殿下をお迎えして、厳かな中にも盛大に執行されたのであります。
 黒御影の献花石は、終戦五十年を記念し、岩田成三氏よりご奉納いただいたものであります。
 平成六年三月三日                    宮司記

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 裏面です。
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 献花石です。
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 戦死者之碑の隣には仏像(観音様でしょうか?)らしきものがありますが、詳細不明です。
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 境内の木々より高く首都高速が走っています。
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写真撮影:平成23年11月04日
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by st22 | 2012-05-09 15:33 | 寺社