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白鳥稲荷大明神 (豊島区南池袋4丁目)

白鳥稲荷大明神 (豊島区南池袋4丁目)
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住所:豊島区南池袋4丁目



祭神:稲荷と思われます。

由緒:詳細はよくわかりませんでした。



以下、写真および雑感


 雑司が谷霊園の近く、道路が交差するところに白鳥稲荷大明神はあります。白鳥稲荷の社の背後、坂道を下ってきた歩道が途切れるところに石碑が建っているのが見えます。
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 下の道路から見上げると、階段の先に白鳥稲荷大明神があります。さらに道路を挟んで先には、清龍院(清立院)があります。清龍院の階段には、雑司が谷七福神の毘沙門天の幟が見えます。
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 清龍院の方から見たところです。
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 鳥居は、文化六年(1809年)の奉納です。
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 生垣に囲まれた社は、簡素であるがゆえか清潔感があります。基本的に鳥居などを含めて派手になる傾向があるお稲荷さんとしては全体的に落ち着いた感じがします。
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 社の手前にある水盤は、安永七年(1778年)の奉納です。社や道路・階段など比較的最近整備されたように見えるのですが、鳥居や水盤は古いものが置かれています。
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 この稲荷について少しインターネットで調べたところ、「雑司が谷みちくさあるき ぞうさんぽ」および「雑司が谷 日乗」で少し言及されていました。それによると、現在の雑司が谷霊園のところに江戸時代には御鷹部屋があり、白鳥稲荷はそこにあったものがいつの時か移されたとのことです。



 白鳥稲荷の後ろの石碑は、享保十八年(1733年)に弦巻川の石橋を架けたときのものだそうです。上記サイトにてこちらの石碑についても言及されていました。
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 境内の様子です。
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写真撮影:平成24年03月08日
by st22 | 2013-02-19 19:48 | 寺社